ようやく話題の映画を観れた話
こんにちは。
夏季休暇を利用して「君の名は。」をようやく観ました。
昨年、テレビ・SNSで話題で興味は持っていました。風俗嬢にもおすすめされていましたが、今に至ります。
若干、ネタバレで今更ですが、「君の名は。」について書いていきます。
率直な感想は、素直に面白かったです。私の感じ方だと大分あっさりしているなと。OPが軽いネタバレだったんだなと観終わってから思いました。この監督の映画を観ているとたまに思うのですが、アニメPVを観ているのかアニメ映画を観ているかがわからなくなる錯覚も逆に面白いです。
同時期に「シン・ゴジラ」も上映してましたが、どっちも災害ネタで流行ってたのはすごいです。個人的には「シン・ゴジラ」の方が面白かったかな。
さて、「君の名は。」に戻ります。
いくつか気になる点もありましたが、観るならもう一回で十分な話かなと思っています。三度も観る映画でもないかなと私個人は感じました。「君の名は。」の和歌や古文のくだりは、前作の「言の葉の庭」から昇華した話。
和歌や日本の儀式を取り入れた話だからか「恋愛・ファンタジー」の括りになっていました。
恋愛要素といえば瀧君はただのイケメン痴漢野郎。どうしてみつははコイツを好きになったんだ。あんだけ痴漢しておいてラストはモジモジして完全にムッツリ野郎じゃないか。
一方、みつはの方が純粋で魅かれます。みつはが主役といっても過言ではないと思います。「ファンタジー」は神社の話が出てくるからなのか?あまり魅かれなかった。
「恋愛・ファンタジー」の要素は確かにあります。もう一つ付け加えるなら「SF」です。ファンタジーよりかはSFの方がしっくりくる感じです。
こういった要素をうまく取り入れて和歌や糸などの話にしてシンプルに物語にしている所が素晴らしいと思います。糸と和歌のフレーズはSFの世界でした。
良い点を挙げると、時間のねじれ、過去から未来を変える話はどう考えたってSFじゃないですか。日本の文化をうまくSF化したのが、私はすごく面白かった部分です。
時間のねじれで逢えない人間ですが「片割れ時」でようやく逢える二人は確かにロマンティック。
男女の恋愛が最後描かれてますが、これからどうなるの?で終わるのでキーポイントでもありただの一要素でしかないバランスも良かったです。
出会っているけど、二人とも名前を覚えてない。ムズムズするけどこういう終わり方のために合ったのかと解釈しました。
また、背景が綺麗に描かれている所はこの監督のシリーズには物語に欠かせない見所だと思います。故に物語が進んでく度にあーなるほどと思いました。(ツッコミも入れてました)
この映画のバランスは素晴らしいと改めて思いました。物語をただ観るだけでも面白く、多分考察していけば大分面白い解釈ができるし、セリフのひとつにしても観終わってから成程そうだったのかと思う所も多かった。
話題だった映画を観れてよい休日を過ごすことができました。ありがとうございました。
以上、「君の名は。」を観た話でした。
では、また。
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